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LT
17:20~17:40
## トークを通して伝えたいこと TypeScriptは、授業以外でプログラミングをしてこなかった学生のエンジニアコミュニティへの参加を促進します。 授業以外で開発未経験の学生に対して、TypeScriptを用いた、ペアメンターがつくハッカソンを実施しました。その結果、全員自分のアイデアをデモとして動かせる成果物を作成することができました。 その過程で、ペアメンターや企業の人、開発ができる先輩学生と触れることで、新たに開発コミュニティに参加したり、インターンに参加したりと、意欲的にエンジニアコミュニティと接することができるようになりました。 このLTでは、実際の事例とTypeScriptの具体的な恩恵を紹介します。 ## トークの目的・効果・期待 TypeScriptによって、エンジニアのキャリアがひらけた学生の事例や、再現性のあるノウハウを共有することで、よりコミュニティを盛り上げることを目指します。 ## 試行錯誤の結果、発見・到達したこと TypeScriptとそれを取り囲むエコシステムは、初心者がつまづきやすいポイントがケアされている、大学の情報教育との親和性がある、使用している技術者が多いという特徴があります。 初学者が会得するハードルが低い一方で、成果物をデプロイが容易でで、自己の表現、アイデンティティの構築に効果的です。 ## 問題の説明・解決方法の提示 コンピュータサイエンスを専攻している学生のうち、授業以外の経験を積んでいない人にとって、プログラミングとは、一体何が作れるかわからないことが多いです。 自身が習った基礎が、どうゲーム開発やアプリ開発に使われるのか、見えてきません。 そんな学生に対して、技術にTypeScriptに選定した上で、 3 日のインプット勉強会と、2 日のペアメンターハッカソンを実施した結果、全員自分のアイデアをデモとして動かせる成果物を作成できました。 また、そこから長期プロジェクトへの参加や、コミュニティに新たに参加する学生が増えました。